クラウドが苦手な私がiCloudは「クラウドの再定義」だと感じた理由 - もとまか日記
■[Phone][iCloud] クラウドが苦手な私がiCloudは「クラウドの再定義」だと感じた理由
何を隠そう、私は「クラウド」が苦手です。
そんな私が、昨日に引き続きWWDCネタってことで、
今日はiCloudについて書いてみようと思います。
どれくらいのクラウド苦手具合なのか
まず「クラウドが苦手」と書いた、その説明から。
例えば以下の記事での一節です。
ジョブズ復活!なWWDC 2011の概要発表。Lion、iOS5、iCloudについて予想してみました - もとまか日記Z
Mobile Meを利用してない私からすると、うーん・・・ってなります(^^;;;
(中略)
今はAppStoreがアプリ倉庫みたいな役目も果たしてくれてるし、
音楽とか聞かないし、基本的にデータはローカル保存が好きな私なので
実はあんまり興味がなかったりもしますが(^^;;
どうですか、この「何か書かないといけないから、
当たり障りのないことを適当に書いてみた」感で溢れる文章。
あろうことか最後には「興味がない」とまで・・・(^^;;
まあ、最初は確かにその通りだったわけですが。
今までの「クラウド」のイメージとは
Evernoteは使ってはいるけど、たまにしか起動しない。
「オンラインメモ貯蔵庫」としては便利ですが、
用もないのに毎日倉庫を見に行くことはありません。
Dropboxはほとんど使うこと、ないですね・・・
普段書いてるメモ程度なら「オンラインストレージ」を使うまでもなく、
ローカル保存で必要十分だし、その文章をMacで使いたい時は自分宛にメールします。
ということで多用してるのはGMailですが、これはクラウドというより
「Webサービス」の位置づけでしょうか。
とまあ、こんな感じのクラウド感な私ですが、
私が持ってた「クラウド」というキーワードへの印象は、
来年頃はまた別の言い方されてるかもなー
良い小児科医を選択する方法
という、言わばバズワード的なイメージしかありませんでした。
古くはASP、最近ではSaasとか言ったりするみたいですが、
とても曖昧でアバウトな、取り留めのないもの、という印象です。
ちなみに、Wikipedia先生によると・・・
クラウドコンピューティング - Wikipedia
クラウドコンピューティングは、従来から存在する
ネットワーク・コンピューティング、ユーティリティ
コンピューティング、SaaSなどを言い替えたもの、
あるいはこれらの要素を含み更に発展させたもの、
などとされる。
・・・・・身も蓋もない、というか(^^;;
今までのクラウド的サービスの「欠点」
とまあ、「クラウド」自体がよく分からないものなので
その手のサービスは積極的に使うことのなかった私でした。
実際、Evernoteとかは「オンラインメモ」サービスだと思ってるので
アプリ紹介の時にもそういう書き方をしてますし。
で、どうして積極的に使わないのかと言うと、理由は単純です。
「同期」するのが面倒くさい
これが一番の原因なんだと改めて思いました。
ちなみに、iTunesとiPhoneの同期も、実はたまにしかしてません。
普段は同期をオフにして、バックアップもオフにしてます。
これにはまた別の理由があって、自分の自由時間に限りがある私は、
Macに繋いだらすぐにXcodeでの実機デバッグが可能にしたいから。
少しでも効率よく作業するために、致し方なくこうしているわけですね。
Evernoteも同じで、クライアントを起動するとまず実行される同期処理、
あの待ち時間が億劫で、足が遠のく要因となってることは否めません。
なので徐々に同期待ちデータが蓄積されて、悪循環に陥ってしまうわけです。
それでもEvernoteは「メモ貯蔵庫」としては便利だと思ってます。
何がいいかってメール送るだけで登録出来たり、
なぜ人々は、プラスチック製の外科手術を持っていますか?
Twitterで「@myen」って付けるだけで登録出来たり、という
気軽さがその理由だったりします。
iPhoneからの情報蓄積先としてEvernoteを見直してみた
Evernoteに意味のある情報を蓄積するための効果的な方法
でもまあ、なんだかんだでローカル保存が一番だと思ってるわけで、
ネットに繋がってるとか、意識しなくていいのが一番気楽だよね、と。
という感じなので、実はWWDCでもiCloudには全然期待してませんでした。
iCloudの凄い点は同期を意識させない点
以下の記事を改めて見て、iCloudの凄さを想像してしまいました。
Appleの新サービス「iCloud」で一体何ができるようになるのか? - GIGAZINE
気になる部分を引用してみます。
そこでこれまでパソコンをハブにしていた代わりに、
クラウドを中央に据えようというのが「iCloud」です。
たとえばiPhoneで何かデータが更新されると、
iCloudにデータは保存されます。
そして自分の持っている他のデバイスへ
自動的にダウンロードされるわけです。
これはただの同期やDropboxのような
オンラインストレージとは根本的に違います。
iCloudはあなたの持っているコンテンツやデータを保存し、
ワイヤレスで自動的に全デバイスにプッシュ配信します。
この仕組みはアプリの中にあるため、全自動で行われます。
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つまりあなたは何も特別な設定をする必要は無く、
iCloudはあなたの気づいていない間に、
いつの間にか動いているだけとなります。
「同期」を意識しないでよくて、自動的に同期されるとは・・・!
iPhoneやアプリを使うだけで、自動でデータが更新されている、
これならiCloudは「クラウド」として使う、という感覚ではなくて、
iPhoneを使う=クラウドを利用しちゃってる
ということに!?
これ、既存サービスの「そのサービスを(意識して)使う」という
「クラウド感」すらない、確かに根本的に異なるものと言えそうです。
iCloudは「クラウドの再定義」なのかもしれない
「アプリを使ったら自動でデータが同期されている」というのが
一体どういう感覚なのか、詳しくは秋頃にならないと分かりませんが、
ひょっとすると、例えばiPhone自体の表向きの使い方には
あまり影響されないのかもしれませんね。
裏でデータのやり取りをするようなので、単体で利用する時の
使い勝手としては、今までとあまり変わらない、
けど、iOSデバイスが増えてくると話が変わってきて、
今まで通りの使い勝手であり、使い方をしているだけなのに、
あたかも隣のMacやiPadで作業したかのような結果になっている、
という感じでしょうか。
うーん、これはどういう感覚なんだろう・・・・
実際に使ってみないと想像するのも難しいですね><
一つだけ感じたことは、この「iCloud」は今まで見たこともない
全く新しいサービスというか概念というか。
なので、よく分からない、イメージしにくい、となるのかなと。
それだけに、以下のような点には注意したいところです。
【iCloud 解説】人生を失う前に、同期設定だけは必ず確認しよう。
Apple IDの複数管理が基本になるのかなーと、なんとなく思いますね。
そういえば昨日の記事でもそういうことを書いたし。
iCloudのPhoto Streamは実は私が待ち望んでいた機能だった件
iCloudは、ひょっとすると「クラウドの再定義」なのかもしれない、
とも感じました。
データ、ファイルだけじゃなく、OSの設定までクラウドで同期するなんて、
プラットフォームを作る側にしか出来ないことですよね(^^;;
iPhoneやiPadの使い方も、色々変わってくるのかもしれないなぁ・・・・
多分、私としては珍しく、クラウドサービスを使うことになりそうな予感。
いや・・・その「使う」という感覚すらないのかも・・・・?
ともかく、秋までまだ時間はありますから、
それまでの間、「iCloud」を色々想像してみて、
「具体的に、どんなことが出来るんだろう?」
を考えてみたいと思いました。
いやぁ、やっぱこれはiPhoneの新機種発表なくて正解でした。
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